私の故郷である新潟で発行されている「新潟日報」1月5日発行号の「国際交流拠点から」のセクションに、私の母乳育児の記事が載りましたので、お知らせいたします♪ よく、「アメリカは日本に比べて母乳育児への関心が薄いんだろうなあ」と思われている人が多いと思うのですが。実は、ニューヨークは母乳育児にとても好意的で、様々なサポートがあります。そんなニューヨークの母乳育児への熱い思いをこの記事を通して感じていただけたらいいな、と思います♪
以下新潟日報モア(オンライン版)から抜粋
http://www.niigata-nippo.co.jp/kokusai/newyork/20150105029276.html
オピニオン 国際交流拠点から 新潟日報社が海外で開設を進めている「国際交流拠点」。
2010年に米・ニューヨーク、2011年からはブラジル・サンパウロと中国・上海、2013年からは欧州(パリ)にも開設されています。
海外で暮らす新潟県関係者から現地の暮らしぶりなどを寄せていただき、紙面では毎月第1月曜日に紹介するとともに、このページでも紹介します。
コメントもお待ちしています。
【FromNY】母乳育児 好意的な街2015年01月05日
マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク(NY)市長が2012年より掲げた「ラッチオン・イニシアチブ」は、大都市NYに母乳育児の大切さをあらためて思い起こさせてくれました。ラッチオン・イニシアチブとは、お母さんたちが母乳育児を積極的に始められるよう、NY市がバックアップする母乳推進プロジェクト。それに伴い地下鉄の車内、市バスの壁、そしてクリニックの待合室などには、NY市が作成したポスターが貼られています。
NY市が支援する母乳推進プロジェクト「ラッチオン・イニシアチブ」のポスター
母乳育児は、粉ミルクにかかる費用の削減だけではありません。予防医療と深く関わっています。お母さんの卵巣がん、乳がん予防をはじめ、赤ちゃんの中耳炎、ぜんそく、アトピー性皮膚炎、そして将来の肥満、高血圧予防にもつながります。その結果として医療費削減にも大きく貢献してくれます。何よりお母さんと赤ちゃんの絆がさらに深まる、お金では手に入れることのできない「Priceless(プライスレス)」な、かけがえのないとても貴重な体験です。
私は母乳育児支援を行う国際認定ラクテーション・コンサルタント(IBCLC)や栄養士として、妊婦さんのための母乳講座、そして産後の自宅訪問母乳ケアをアメリカ人、日本人の方々を対象に行っています。これらのサービスは、NYでは数年前から健康保険適用の対象になりました。
そんな母乳育児推進都市NYでは、公共の場での授乳はもちろんOK。公園でもビーチでも、そしてバスの車内でもお母さんたちは授乳できるのです。さらには、従業員が50人以上いる会社では、産後の社員たちが搾乳する場所を設けなければいけないという法律まであります。
授乳フレンドリーなNYシティー。これからもラクテーション・コンサルタントとして、より多くのママとベビーが安心して母乳育児ができるよう、ケア、サポートさせていただきたいと思っています。
ニッキー香月さん(新潟市東区出身) (香月さんはNYでラクテーション・コンサルタント、栄養士をしています)
投稿者:NY新潟県人会
以下新潟日報モア(オンライン版)から抜粋
http://www.niigata-nippo.co.jp/kokusai/newyork/20150105029276.html
オピニオン 国際交流拠点から 新潟日報社が海外で開設を進めている「国際交流拠点」。
2010年に米・ニューヨーク、2011年からはブラジル・サンパウロと中国・上海、2013年からは欧州(パリ)にも開設されています。
海外で暮らす新潟県関係者から現地の暮らしぶりなどを寄せていただき、紙面では毎月第1月曜日に紹介するとともに、このページでも紹介します。
コメントもお待ちしています。
【FromNY】母乳育児 好意的な街2015年01月05日
マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク(NY)市長が2012年より掲げた「ラッチオン・イニシアチブ」は、大都市NYに母乳育児の大切さをあらためて思い起こさせてくれました。ラッチオン・イニシアチブとは、お母さんたちが母乳育児を積極的に始められるよう、NY市がバックアップする母乳推進プロジェクト。それに伴い地下鉄の車内、市バスの壁、そしてクリニックの待合室などには、NY市が作成したポスターが貼られています。
NY市が支援する母乳推進プロジェクト「ラッチオン・イニシアチブ」のポスター
母乳育児は、粉ミルクにかかる費用の削減だけではありません。予防医療と深く関わっています。お母さんの卵巣がん、乳がん予防をはじめ、赤ちゃんの中耳炎、ぜんそく、アトピー性皮膚炎、そして将来の肥満、高血圧予防にもつながります。その結果として医療費削減にも大きく貢献してくれます。何よりお母さんと赤ちゃんの絆がさらに深まる、お金では手に入れることのできない「Priceless(プライスレス)」な、かけがえのないとても貴重な体験です。
私は母乳育児支援を行う国際認定ラクテーション・コンサルタント(IBCLC)や栄養士として、妊婦さんのための母乳講座、そして産後の自宅訪問母乳ケアをアメリカ人、日本人の方々を対象に行っています。これらのサービスは、NYでは数年前から健康保険適用の対象になりました。
そんな母乳育児推進都市NYでは、公共の場での授乳はもちろんOK。公園でもビーチでも、そしてバスの車内でもお母さんたちは授乳できるのです。さらには、従業員が50人以上いる会社では、産後の社員たちが搾乳する場所を設けなければいけないという法律まであります。
授乳フレンドリーなNYシティー。これからもラクテーション・コンサルタントとして、より多くのママとベビーが安心して母乳育児ができるよう、ケア、サポートさせていただきたいと思っています。
ニッキー香月さん(新潟市東区出身) (香月さんはNYでラクテーション・コンサルタント、栄養士をしています)
投稿者:NY新潟県人会